それまでは義父ひとりで病院に行っていました。
何となく、「内科に行ったんだな」とか「整形外科で湿布もらってくるんだな」くらいは知っていたものの、詳しい病歴は知りませんでした。
病歴の把握は必要
これから介護サービスを受けたり、認知症外来を受診したりするたびに、必ず義父の病歴は聞かれるはずです。
保険証や診察券も、できれば預かりたいところです。
まずは大きな病気をしていないか、義母に聞いてみます。
既往症を聞いた
15年くらい前に前立腺肥大症で手術をしています。
これは私も知っていました。
今も定期的に泌尿器科を受診して薬を飲んでいます。
あとは?
若い頃に盲腸の手術したかな。うんと若い頃だよ。
へえ〜
若い頃は胃腸が弱かったみたいで、どこかから大阪の断食道場が良いってきいて、這うようにして行ったって聞いたよ。
それはいつ頃?
10代じゃないかね。
ふ〜ん
それで今も内科に通ってるの?
そうみたい。どこか病気があるんじゃなくて、胃が悪かったり便秘したり下痢したりっていうんで胃腸を診てもらってるみたいだよ。
お父さんは検査が好きだから、大腸検査や胃カメラなんかも年1回受けてるのよ。
私なんか、ちょっと多いと思うけどね。
ということで、義父は虫垂炎と前立腺肥大症の手術歴があることがわかりました。
ほかには、胃腸が弱いこともわかりました。
現在の通院は
総合病院の泌尿器科と内科。
近隣の内科クリニック。
整形外科。
この3件だと判明。
定期的に行っているのは総合病院だけでした。
診察券
義母と病院の話をしていると、診察券の話になりました。
実は、義父はしょっちゅう診察券がないと探していて、それを見ている義母はイライラして嫌だというのです。
いい機会なので、居間の小引き出しの中をひとつ片付けて、そこに保険証、診察券、お薬手帳を保管しようということになりました。
義父が病院から帰ってきたら、義母がそこに入れてくれるそうです。
最近の通院
保管場所ができて安心したのか、義母がせっせと病院関係の物を入れてくれました。
ありがとう、とねぎらって、義母と一緒に領収書や予約票を整理してみると、義父の行動がわかってきました。
総合病院
総合病院の予約票がありました。数日前の予約日です。領収書もありました。そして、処方箋もありました… 。
病院に行って、薬局は行かなかったようです。
処方箋の有効期限は切れています…。
義母はキーッと怒り出しましたが、義父の薬箱を見せてもらうと次の予約日まで十分足りるほど薬が余っていたので、大丈夫!ということにしました。
整形外科
整形外科では湿布を70枚もらっていました。
確かこの日はとても混んでて、ものすごく怒って帰ってきた日です。
その時のことを思い出すと、あまりにも混んでいたので湿布だけ出してもらって帰ってきた、と話していたように思います。
耳鼻科
耳鼻咽喉科は、定期的にというのではなく、喉が痛い時、鼻水が出る時に行っていたようです。
介護ノートに書いておく
わかったことは、義父の介護ノートに病院メモを書いておきます。
裏表紙に病院名と診察券番号。
1枚目には既往症を。
これで安心。