調査終了後
ひと通り調査が終わったところで、義父の介護保険証を預けます。
これまでは義両親の書類にはノータッチだったのですが、たまたま郵送されてきた時に私が受け取ったのでそのまま管理することになっていました。
1ヵ月半位で、介護保険証に認定された介護度が記入されて送られてくるそうです。
家の外で
義父母に聞かれないように、お見送りの体で外に出て、夫と私が今困っていることを調査員さんに話しました。
蛍光管の交換ができずに照明器具を分解してバラバラにしちゃったとか、老人会の旅行費用を預かってどこにやったか忘れちゃうとか、実害がでてきたことをお話ししました。
お見送りとか道案内という口実は、実母の時にもよく使いました。
そうするためにも、調査員さんと事前に話しておくと良いと思うのです。
主治医の意見書
このあと、受診してから主治医による意見書が作られるそうです。
意見書
病院の先生が診察してから書いてくれるそうです。
直接見たことはないのでどんな内容なのかはわかりませんが、この人は認知症がひどいなとか、一人で歩けないなとかを判断してくれるようです。
二段階判定
調査結果と主治医意見書による判定が二段階で行われるそうです。
待っているだけ
判定結果がでるまで、私たちは待っているだけです。
このころの義父は、忘れることがあっても家族がサポートできていたので、すぐに介護サービスを受けさせたいとは思わなかったのです。
運転免許の返納が目標でしたし、義父のもの忘れがこれ以上進まないようにできたら、と考えていました。
すでに介護サービスが必要だと思っている方なら、要介護なのか要支援なのかだけでも早く知りたいところです。
『介護』と『支援』では、介護サービスを頼む窓口が違うからです。
要支援の場合は、地域包括支援センターがケアプランを担当してくれます。
一方、要介護になったら、居宅介護支援事業者のケアマネジャーが担当です。
「要介護度」の認定結果が通知される
介護保険証に要介護度が記入されて、簡易書留で郵送されてきました。
区役所に問い合わせる
1ヶ月半くらいで届くと言われた介護保険証ですが、2ヶ月が過ぎても届かず、心配になったので区役所に電話して問い合わせてみました。
すると、まだ要介護度認定の会議が行われていないというのです。
どうやら、医師の意見書がなかなか届かなくて遅くなったそうです。
結局3ヶ月半もかかった
介護保険証を待つ間に、もの忘れ外来を4回受診しました。
義父の状態が、客観的にどう判断されたのかわからないままでしたが、待つしかありませんでした。
義父は、『要介護1』でした。